葉酸と貧血の関係とは?

葉酸が不足すると葉酸欠乏性貧血になります。

葉酸が不足している妊婦さんは貧血に注意

葉酸はアミノ酸合成やDNA生合成に関与しているビタミンなのですが、細胞分裂に影響するため不足すると赤芽球が正常な赤血球に成長出来ずに貧血になります。

顕微鏡で患者の血液を確認すると、細胞自体も核も共に大きくなった異常な赤芽球が見られます。

葉酸が成熟した赤血球を作る時に働きを助ける酵素を補完する役目のビタミンB12が不足しても同様の症状になるため、区別することが必要です。

葉酸またはビタミンB12の欠乏による貧血を巨赤芽球性貧血または悪性貧血と呼びます。

葉酸欠乏だと判断して葉酸を補っても、原因がビタミンB12の不足でそちらの治療を行わないままだと神経障害を生ずるためです。

妊娠前からどちらもしっかりと摂取するよう心がけることが大事です。

食品では緑黄色野菜、果物、豆類、レバーなどに含まれ、バランスの良い食生活を送っていれば不足しないと言われますが、妊娠中や授乳期にはいつもの倍量は必要と言われます。

特に妊活中であるならば1日量として400マイクログラム摂るのが望ましいとされています。その場合食事だけでは摂取が大変なのでサプリメントの活用も良いと思います。

妊娠中に鉄分に必要な理由

私は妊娠中はつわりで食べ物が食べられず、鉄分の錠剤を医師から処方されていましたが、つわりがなく通常通り食事ができるのであれば、妊娠する前の時よりもしっかり栄養のことを考えて太ることも覚悟してしっかり食べれば、あえて鉄分も葉酸もサプリメントで摂取することはないと思います。

ただ、これは20代の女性が出産する場合であって、30代以上の出産にはいろいろなサプリメント等で栄養を補う必要があると考えています。

はっきり申し上げて、若く健康な女性は多少の栄養素が足りなかったとしても、何の異常もなく健全な赤ちゃんを産める確率はとても高いです。

しかし、高齢出産は母子共にリスクが高く、せっかくできた赤ちゃんなのに異常が発見された、などということになったらその後の人生、何かと悩みも大きくなってしまうことでしょう。

若いうちならば次の子なら大丈夫という期待も持てますが、もしも40代で初産などとなれば心配ですね。

高齢で出産をやっとされる方は経済的にも余裕があるのが一般的なので、できることを全て準備して臨めば良いと思います。